永江さんのセミナーに行ってきました「こんなに違う、ソーシャルを活かせるショップ生かせないショップ」

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ダイレクトマーケティングフェア2014「こんなに違う、ソーシャルを活かせるショップ生かせないショップ」セミナーに参加してきました。

http://www.bci.co.jp/directmarketing_fair/2014/seminar/companies/168.html

【講師】

株式会社ネットコンシェルジェ 代表取締役 尼口友厚氏

https://netconcierge.jp/

ランダーブルー株式会社  代表取締役 永江一石氏

http://www.landerblue.co.jp/

お二人の対談形式でのセミナーでした。

 

ECを取り巻く現状の話

まず、ECを取り巻く、環境の変化についてお話です。

ネット通販は厳しい状況に置かれている、昔のやり方(という表現でしたが、具体的に言うと去年のやり方というくらい近い感じがしました)はもう無理になってきているとの話。

ここでの昔からのやり方というのは、SEO、SEMのことです。つまりSEOをすることで、検索からの流入を増やすこととリスティング広告に代表されるようなWEB広告からの集客だけに頼っていてはいけないということです。

今後は、ソーシャルが大切なのではないかと考えているそうです。永江さんのブログではで40%はソーシャルからの流入とのことです。

しかしながら、きちっとソーシャル運用ができてる企業は少ないとのこと。ECサイトは「ソーシャルの運用を頑張らなければ生き残れない」と言い切っていました。

以下お二人の話を要約すると、

  1. スマホの普及に伴いサイトへの訪問がPCからスマホが増えている
  2. スマホユーザーの特性によりこれまでのSEO、SEMでは集客できなくなる
  3. スマホユーザーはソーシャルからの集客が期待できる(永江さん自身および永江さんのクライアントで実証済み)
  4. だからソーシャルでシェアされるようなコンテンツを作りつづけることが大切

 

そもそもソーシャル活用する必要はある?

尼口さんがよく聞かれる質問でだそうです。以下回答です。

  • ソーシャルを活用した方がいい
  • ソーシャル使わないと集客が難しい

理由として

  • 競合ECサイトが急増している中、ますます集客が難しいくなっていく
  • スマホアクセスが急増している現状→スマホは行動起点がSEO,SEMでなくアプリスタートだから

とのことです。

スマホの普及というのはいろんな変化がある

現状の話で避けて通れないのがスマホの普及です。スマホの普及に伴いECサイトにとっての影響と、そもそもスマホの普及によってどのようなことが状況であるかの話です。ちょっとその場で記述できなかったのですが、GAを確認するとこの一年でサイト訪問者のスマホ比率が大幅に増えているとのことでした。

このスマホ比率は自社のサイトでも顕著に表れており、昨年までがPC、スマホ、タブレットの比率が5:4:1だったのが、現在は3:6:1までスマホが増えています。もちろん、扱っている商材や、弊社の場合はリスティングによる集客がメインなのでリスティングの運用の結果にも左右されるのですが、スマホの普及に伴い自社サイトへのアクセスにおいてもスマホの割合が大幅に増えていることは事実として受け止めています。

スマホの普及によりネット利用が多様化進み、PCとスマホでは行動様式が大きく変わっている

  • PCは課題解決が目的で、行動起点が検索、広告からはじまる
  • スマホは暇つぶしが目的、行動起点がアプリ(Facebook,TwitterなどのSNS、グノシーなどのニュースアプリ)

スマホユーザに対してのマーケティングは?

スマホユーザーは行動起点がゲームかSNSになるということについての話です。

想像すれば容易に気が付きますが、ゲームはECと相性が悪いので、SNSをスマホユーザーの行動起点としてマーケティングは考えていく必要があります。

情報の取得媒体と特性

  • 新聞の読者は興味のない情報をも目に入るので常に広い視野で情報に接している。
  • PCからの情報取得においては、必要な情のみを取得しようとしているが、画面が広いので多少併記されている情報も目に入る。
  • スマホは必要な情報しか見ない

スマホとスマホユーザーの特性と問題点 

  • スマホは検索しにくい⇒リスティング広告も使えなくなる
  • 情報取得ツールとして、スマホしか持っていない人は商売になりにくい
  • 施策としてアプリ作ってもインストールされにくい
  • スマホのコンバーションが低い
  • AUのスマホはメールが届かない
  • スマホはバズリやすい
  • グノシーのようなニューズアプリの広告しか使えない
  • 楽天とかアマゾンからしか買い物をしない時が来る

スマホからのECサイトへの導線を考える

  • ソーシャルメディア
  • ゲーム
  • ブラウザ
  • 検索
  • モール

当然扱う商材によっては相性の悪いものもあるが、スマホユーザーの行動起点をSNSとして考える必要があるという話でした。

 

Eコマースこれから考える具体的なポイント

SEOは下がっているといっても30%くらいはあります。しかもSEOからのユーザーは上質な客とのことです。

  • ソーシャルで評価が高いとSEOの価値が上がる
  • 話題になっていることをきちんと書くと大きく動く
  • 今まで見たいにほっておいても検索順位は上がらない
  • オウンドメディアとして運用をする必要がある
  • きちっとコンテンツを書く
  • バイラルメディアでは多分儲かっていない(そんなことをやる必要はない)
  • バズるにしてもターゲットにバズル必要がある(常にターゲットを意識する)

 

ECサイトのソーシャル活用するために

ソーシャルの運用は絶対内製で対応する。理由として外注では限界がある。

以下事例の紹介なのですが、ソーシャル自体の運用事例というよりも、ソーシャルで広く取り上げらるための事例と思いました。

ZAPPOSものすごく丁寧な接客

カスタマーサポートの対応の話で、商品がなければ他のサイトを紹介することで、その対応に感動した客が、接客の体験をシェアする。

⇒接客はソーシャルネタとして使える

 

Shoe Bakeryのシャアしたくなる商品

「ケーキのようなデコレーションした靴」シェアしたくなる商品

⇒創るためのうんちくを必ず書く、愛を語る

 

DOLLAR SHAVE CLUBのシェアしたくコンテンツ

使い捨ての剃刀 動画必見!

⇒永江さんはやはり、シャアしたくなるコンテンツを作ることが大切と話され、永江さんのコンサルの方針でもあると話されていました。コンテンツを100ページ以上作ればSEOとしても効果が出てくるとのことでした。

 

まとめ

スマホの普及に伴い、ECの集客の考え方をこれまでのSEO、SEM中心から、ソーシャルを意識した運用に大きく変える必要があるという話でした。

ソーシャルを意識するポイントとして、商品、接客、コンテンツ等その企業によりポイントはいくつでも考えられることを例示され考えさせられました。

特に、このセミナーのなかで一番、印象に残ったのはスマホユーザーの目的が「ひまつぶし」であることと、行動起点が検索でなく「アプリ」であるという事でした。

自社に置き換えながらというバイアスがかかって話を聞いているので、多少永江さんと尼口さんの正確な表現からは異なっているかもしれないことはご了承ください。