求める人材の獲得のためにWEBサイトで考える2つの事
最近、募集をかけても「いい人材が来ないんだよね~」とか「そもそも募集が少ないんだよね~」って話を伺います。
そのような話されている企業HPを見ると10年前から変わっていないのですね。当然スマホ対応していないという状況です。
人材募集において、特に中小零細企業はWEBサイトを本当に大切に考えて欲しいと思います。
人材募集を考える上で、WEBで必ず考えることは2つあります。
スマホ対応と募集ページの充実です。
人材募集をするならスマホ対応化は必須
もうここで改めて話をするまでもなく、世の中デバイスはスマホになっています。
人材募集をかける対象はおそらく、20~40代でしょう。アルバイトの学生はもちろん、子持ちの主婦も学校の連絡はLINEというご時世です。
当然、各人材募集サイトもスマホ対応しているわけで、応募する側は間違いなくスマホ利用して応募します。
ここで、優秀な人材を確保したいならば、企業サイトもスマホ対応の必要があります。
応募しようとする人が、人材募集サイトであなたの会社見つけた場合、どんな会社なのか知りたいと思いますよね。当然次の行動としては企業サイトを見に来ます。
当然スマホで見に来るわけです。その時企業サイトがスマホ対応していなければ、ちゃんと見てくれないのです。
「別に会社のHPを見なくても、いい人が来てくれればいいよ」
とお話される方がいます。
優秀な人材の定義はいろいろあると思いますが、少なくともこれから働こうと思う会社に全く興味がなく、企業サイトも見ようともしない人が、その企業の求める人材とは私には思えないのですがいかがでしょうか?
スマホ対応していないと、あなたの会社に興味を持っている人に対して、門を閉ざしているのはあなたの会社ということをご理解ください。
募集ページは詳しく
大企業ならともかく、中小零細企業は募集ページに丁寧に募集内容を書きましょう。(というか大企業ですらしっかり書いてます。)
一言でいうと、どんな人が欲しいのかを詳しく書きましょうということです。
何故かというと、募集ページに詳しく書いてあれば応募される方が、自分が対象となっているかどうかを見分けることができるからです。
募集ページに載せたほうが良いと思われる項目
1.募集の職種
まずどういった職種の募集なのか、人数の記述
2.応募資格
学歴、経歴、年齢、などの募集資格
3.会社概要
会社の業務内容、歴史、ポリシーなど
4.募集する人物イメージ
「こんな人を求めています」を詳しく。
明るく元気な人募集!の一言では全く少なく過ぎます。
【例】ルートセールスの営業を募集するとして
私たちは食品卸会社として、ある程度決まったお取引先の店舗様へ注文いただいた、商品の配送を行いつつ、新しい商品情報やその店舗にあった商品のセールスを行います。
基本的には決まったお客様とのルートセールスなので、ノルマはありません。ノルマがないから楽かといえば、そんなことはなく、自分の意思で毎日の業務に携わる必要があります。
ただ言われた商品だけを運ぶのだけでは、競合他社に負けてしまうからです。そもそも運ぶだけでよいなら配送業者を利用すればいいのです。
私たちは、常に店舗様の状況を伺いお客様のための提案を行うことで、喜ばれています。ノルマがない分、お客様のことを全力で考えそして商品の販売につなげることのできる人を求めています。
もちろん、その業務を遂行できるようバックアップはいくつもあります、、、、、、、
と、求める人材の内容を書くといいと思います。
他にも協調性のある人というならば、どんなふうに協調性がある人なのかとかを書く必要があります。
5.募集職種の詳細
ここでは具体的な職種の業務内容、必要なスキル等を記載しましょう
6.労働条件
ここも丁寧に本当のことを書きまししょう。適当に濁すのではなく、昇給があればある。ここ2年なければない。
結局、就職しても労働条件に齟齬があればやめてしまうからです。年収、賞与、労働時間、休暇、有給、福利厚生出来るだけ詳しく書きましょう
7.採用までの流れ
書類選考があるのか、面接は何回?応募者がどのようにして採用されるのかをきちんと書きましょう。
会社のいいことも厳しいことも書きましょう
世の中、情報があふれています。「アットホームな会社です」と書いていると逆に本当かなと思ってしまうものです。
それよりも、書き入れ時の7月8月は、残業が100時間になります。(もちろん残業代支給)のように書いておけばよいのです。
このように厳しいことを書いておけば、応募する側も納得して募集してくるので、入社後の離脱が少なくて済むのです。
もちろん、会社の良いところもしっかり書いてください。良いことも、厳しいことも両方書いあることで、企業の信頼がますということにもつながります。
まとめ
WEBの募集ページを丁寧に書くことと、それをしっかりと伝える為にスマホ対応することが、求める人材募集につながるのです。
もし、募集をかけて求める人材が集まらないようならば、一度WEBの内容をご一考ください。