24時間かってに営業するWEBサイト
WEBの話をしていると
「24時間かってに営業して集客してくれるWEBだったら、いいのに」
とお話される方がいます。
つまり自社のWEBサイトは24時間営業してないということなのですが、もし営業していなければどんなWEBサイトになっているでしょうか?
会社概要?
一歩進んで広告宣伝?
販促ツール?
として考えいませんか?
会社概要、広告宣伝、販促ツールと思って作ったWEBでは当たり前の話ですが、営業することはできません。
つくる時から、営業するWEBサイトとして、つくらないといけなかったんですね。
営業するWEBサイトは一言でいうと会社の営業部です。
会社にとって営業部は企業の命運をになうポジションです。
だから、24時間営業するWEBサイトをつくるということは、24時間営業する営業部をつくると同様にお考えください。
少し想像してください。
新規開拓で見込み客となるところに営業に伺って、会社概要とカタログを置いてくるだけで営業が務まりますか?
(つまりあなたの会社のWEBが会社概要とかカタログとしてのWEBでは、営業が務まらないということです。)
もしそれで集客できるならば、会社概要とカタログを置いてくる人を雇えばよいのです。
そんなことはないですよね。
(もちろんビラまき、ティッシュ配りで集客できる業種もあるにはあります。)
多くの場合、自社商品を理解する営業マンが、自社商品を明確に説明し、お客様のニーズを的確に聞きだし、ニーズ以上の満足を与える提案をして、初めて受注につながっているのが実際のところでしょう。
24時間営業するWEBサイトということは、ただ会社の業務内容や商品カタログだけ載っているだけでは、ダメということです。
24時間営業するWEBサイトというのは、
自社商品を明確に説明ができ、お客様のニーズを的確に聞き出して、お客様のニーズ以上の提案ができるコンテンツがあるWEBサイト |
ということです。
自社商品を明確に説明ができ、お客様のニーズを的確に聞き出して、
お客様のニーズ以上の提案ができるWEBサイトをつくるために必要なこと
まずはじめにWEBの制作会社について勘違いしている方が多いのではっきり言っておきますが、自社商品を明確に説明ができ、お客様のニーズを的確に聞き出して、お客様のニーズ以上の提案ができるコンテンツがあるWEBサイトを作ることは、WEBの制作会社にはできません。
正確に申し上げると、自社商品を明確に説明ができ、お客様のニーズを的確に聞き出して、お客様のニーズ以上の提案ができるWEBコンテンツを、準備されたものに対してサイト上に表現することは、WEBの制作会社でできます。
WEB制作会社には、自社商品を明確に説明ができ、お客様のニーズを的確に聞き出して、お客様のニーズ以上の提案ができるWEBコンテンツを、準備したものに対して、制作を依頼してください。
つまり業務に熟知した経験豊富な方に、WEBの担当者として運用する必要があるのです。
では誰が、自社商品を明確に説明ができ、お客様のニーズを的確に聞き出して、お客様のニーズ以上の提案ができるコンテンツをつくることができるのでしょうか?
一番望ましいのは、自社商品を明確に説明ができ、お客様のニーズを的確に聞き出して、お客様のニーズ以上の提案ができる人です。
このような条件を満たす人は、若い方よりもどちらかというと、社歴の長いベテラン社員という方が当てはまると思われます。
これまで、WEBの担当者はインターネットのリテラシーが高いということで、入社年数の少ない若い方が担当されることが多く見受けられます。
若い方がダメということではないですが、その場合は社内において経験値高い方の全面的な協力が必要です。
またちょっと想像してみて下さい。
24時間営業するWEBサイトは営業部と申し上げました。
WEBはつまり営業部部員で、WEB担当者は営業部の営業部部長というポジションと考えてください。
当然営業部ですからきちんと売り上げを上げていかなければなりませんし、営業部部長は営業部を運営しなければなりませんから、当然片手間ではできません。
部員のWEBは潜在能力は非常に高いポテンシャルを持っていますが教育が必要です。
人間の営業部員を一人育てるのどれだけ投資と教育が必要か思い出してください。
少なくとも、営業部長はWEBの教育に1日の半分は費やしてください。
つまりWEB業務に1日に最低でも4~5時間は携わってください。
(最低必要な時間です。事業規模が大きくなれば当然増えます。)
「おいおい一人の営業マンの教育にそんなに時間はかけないよ」
っておっしゃるかもしれません。
では、もう一度考えてください。
部員のWEBは非常に高いポテンシャルを持っています。
そのポテンシャルを教育することにより以下ことができる営業マンに育てることができるのです。
・1日に数百人のお客様もしくは見込み客に24時間対応できます。(サーバの性能によりもっと増やすことも可能です)
⇒少なくとも一人の営業マンが1日対応できるお客様の数は限られています
・購入に真剣に考えているお客様にも、ちょっと冷やかしで立ち寄った将来の見込み客となる方にも、どんな方でも対応できます。
(つまり、御社の最も優秀な営業マンと同じくらいの能力を持っている、もしくは個々の営業マンの優れたところをすべて持ち合わせている営業マンです)
・余計なひと言ですが、どれだけ仕事をさせても文句は言いません。
つまり営業部員を入社させることがWEBの公開にあたると思います。
営業部長(WEB担当者)が部員のWEBを優秀な営業マンを育てることが、WEBの運用ということなのです。
WEBの運用とは自社商品を理解し、明確に説明ができ、お客様のニーズを的確に聞き出して、お客様のニーズ以上の提案ができるコンテンツを、つくり続ける必要があります。
そのために業務に熟知した経験豊富なWEBの担当者が必要で、時間を変える必要があります。
つまり運用のために人的投資が必要ということをご理解ください。
WEBは販促物でもなく、広告宣伝でもなく、会社の根幹を担う営業事業です。
よくある話ですが、
「WEBから問い合わせが来て、受注につながるといいんだけどね~」
って話をよく聞きます。
「ちなみにどのくらいの受注につながるといいのですか?」>私
「少しでいいよ」
「少しって具体的に売り上げでいくらですか?件数でいくらですか?」>私
「月に1件くらいかな?」
「1件の案件に対する売り上げはいくらくらいですか?」>私
「50万~200万円かな」
「ということはWEBで年間600万円から2400万円売り上げを上げたいのですね?」
・・・・・
ここまでの会話で、多くの方が虫のいい話であると気が付いてお話が終わります。
事業規模にもよりますが、現在の年間の売り上げに対して倍とは言いませんが、1~2割WEBからの集客で売上が上がるといいなと思っていらっしゃる方が多いようです。
年商の1~2割の売り上げを新たに生み出すということは、これは単なる販促とか、キャンペーンとか、従業員の個の努力では考えられません。
早い話が大企業でも小さな企業でも、会社の売り上げを1~2割増やすということは、会社を上げてのプロジェクトです。
1~2割の売上を上げたいならば、先に述べたように人的資源を投資することは最低限必要不可欠です。
ネットには洪水のように、大量の情報が流れています。
その大量の情報の中から、自社のWEBを見つけ出してもらい売り上げにつなげることは、よほど商品がとんがっていない限り片手間では絶対に無理です。
そんな片手間で売り上げが上がるなら、みんなやってます。
どのような事業でもそうですが、事業計画に基づいて投資を行い実行すればいいのです。
自社商品を明確に説明ができ、お客様のニーズを的確に聞き出して、
お客様のニーズ以上の提案ができるWEBサイトをつくるために必要なこととは、事業として24時間営業するWEBサイトを考えてみませんか?