営業マンの精神的打撃が少なくなる「売れる人を探すトーク」

売上が上がらないよりも、断られることが続くとつらい普段の営業の精神状態

営業のつらいところは、最終的に売れないこともあるのですが、普段の営業活動においては直接的なところで断られることにあると思ってます。

営業トークをすべての人売る営業トークから、売れる人を探す営業トークに変えると少しばかりそのつらい状況から逃れることができます。人によっては大きくその負担が軽くなります。

営業においてどちらのトークを使うにせよ、すべての人には売れないことは、皆さんご存知ですよね。

すべての人に売るトークの場合、売れない=断られることになり冒頭で書いた通り、売れないことが続くと常に精神的な打撃を受け続けることになります。

sales-talk-02

そうなると、営業姿勢モチベーションを維持することが難しくなり、次の営業先にもベストな状態でアプローチ出来なくなり、負のスパイラルに陥ってしまうこともあり、場合によっては、ちょっと無理なセールスをかけることで、信用までも失うこともあるかもしれません。

売れる人を探すトークを使用すると、営業である以上は、常に売上についての責任はついてまわりますが、かなり負のスパイラルが避けることができるようになります。

理由は簡単で、断られることが大きく減るからです。

 

売れる人を探す営業トークは断られることが少なくなる

なぜ、断られる事が少なくなるかと申しますと、売れる人を探しているので、売れる人にしかセールスをしないからです。

つまり売れない人にはセールスをしないから断られることがないのです。

売れる人を探すセールストークは、売れる人も、売れない人も見つかります。

売れる人が見つかれば万々歳ですが、売れない人が見つかった時は、もちろんがっかりします。

ただ、その後、売れないとわかった相手にはその後セールスをしなくてすみますし、よしんばちょっとその方向に進んでいたとしても、こちらから断ることができるのです。

「何だよ、結局売れないんじゃないか」

って思われた方、そのとおりなんですが、断られるのとこちらから見切りを付けて断るのでは精神的負担が大きく違うのです。

通常、ビジネスの主導権は購入にする側、お客になるかもしれない見込み客が持っています。

ところが不思議なことに、こちらから断ることでビジネスの主導権は、こちらに来てしまうんですね。

断ると決めた瞬間、こちらの売らんがための、ガツガツした雰囲気がなくなるのか、相手も売られないと感じるのか、その後の会話が結構弾むことが多い気がします。

余談ですが会話が弾む相手には、上手く情報収集に徹してください。

競合他社の商品を使用していれば、競合商品の話を聞ければいいですね。いいところ、悪いところ是非聞き出しましょう。以外と売り込まれてないと、話してくれます。

なぜ聞くかと言いますと、その情報が次の相手への武器になるからです。

このように、売れる人を探すトークは、営業ににとって辛い断りを受けずに、次のステップを踏み出せるのです。