コンテンツのネタは社内の人間に聞くだけでいくらでもある

20130617

前回、コンテンツの充実とはユーザーの有益な情報を提供する事で、リアル営業で受注や購入に至った経緯はユーザーにとって有益な情報なのでコンテンツにしましょうと書きました。

前回の記事はコチラ⇒コンテンツの充実とはユーザーの有益な情報を提供する事

この話をすると、WEBの担当者から

「うちにはそんなネタになる話はないよ」

・・・

正直、本気で自社サイトの運用を考えていればそんな言葉は出てこないはずですが、普段からユーザー目線で物事を考えていないとすぐには思いつかないかもしれません。 私も、その会社に勤めているわけではないので、具体例はその場で言えません。 具体例は言えませんが、具体的に見つける方法は知っていますのでご紹介します。

1.自社の営業マンの営業に同行する

まあわかりやすいと思うのですが、お客様のニーズがどこにあるかを探ることができます。 当然自社営業マンは、そのニーズに対してどう応えるかを話しているわけですから、わかり易いですよね。 1~2回同行して、帰り道に同行したお客様のニーズと、それに対して答えるためのセールスポイントを聞けば、同行しなくても聞けば教えてくれるようになります。

 2.会社全員に仕事上での自慢話を聞く

自慢話になるには、なる理由があるのです。 多くの場合はいかにお客様のニーズに答えたかが、自慢の種なわけです。 たまたま、偶然うまくいった話は自慢話にしないですよね。 思い出してください、営業部長の酒の席で何回も話す自慢話。

「あの時お客様のこんな無理を、俺は技術の連中にこうさせたからできたんだ」

わかりやすいですよね。 営業部長はお客様の難しいニーズに、こたえたわけです。

電話の受付の方の話も参考になりますよ。 「お客様のクレームが入ったとき、担当者に的確に連絡して、お客様にはこのようにして対応したから収まったのよ」

仕事には思いもよらないクレームが入る事もあります。 あってはならないことですが、ミスも正直ありますよね。 お客様へサポート体制もコンテンツになるわけです。 あまり自慢話にしないですが、偶然うまくいった話ですら、迅速に対応できたから受注につながったのかもしれません。 ならば、いかに迅速に対応できるかもコンテンツとして成り立ちます。 仕事上の自慢話なんて、誰でも一つや二つ、社歴の長い人であれば5~6個は必ずあります。

どうですかコンテンツのネタは会社にいくらでもありますよね。 特に、ユーザーサポートからの話は自社でもコンテンツのネタとしていつも考えています。

まだほかにもコンテンツの考え方はありますが、ひとまず上の二つを実行してください。